トゥルーブラッド シーズン5 第4話より:

dig oneself deeper into a hole
ますます深みにはまる


スーキーは、アルシードに正当防衛とはいえ、
彼の元彼女デビーを殺してしまった罪を告白する。

それはデビーにタラを撃たれたことに逆上してのことであり、
その場に居合わせたラファイエットも
遺体処理を手伝ったことで共犯関係となっていた。

互いに黙っているという当初の約束を破り、
スーキーが全てをアルシードに告白したことを知ったラファイエットは
彼女を責め立てる。

I can’t keep lying.
ウソはつき通せない。(スーキー)

We’re gonna dig ourselves deeper.
もっと事態が悪くなるだけよ。(スーキー)

Think I enjoy it? Hm?
俺だって好きでやってると思うか?(ラファイエット)

I could have sold your peach-pie ass out so many times, I done lost count.
これまで何回あんたを庇ったと思ってるんだ。(ラファイエット)

And the one motherfucking thing I needed from you, Sook, is to zip it.
それなのに何故黙っていられない?(ラファイエット)

And this is how you do me?
こんな仕打ちがあるか?(ラファイエット)

(中略)

Lafayette, please. We did so many terrible things.
ラファイエット、お願いよ。私たちは過ちを犯した。(スーキー)

The only way to crawl out of this hole is to start doing right.
救われたければ正しいことをしなきゃ。(スーキー)


dig oneself deeper into a hole は「ますます深みにはまる」。

直訳すると「もっと深く穴を掘る」、
何かを隠そうとしたり、ごまかそうとして結局ドツボにハマる、
もがけばもがくほど事態が悪化する、といった意味になります。

We’re gonna dig ourselves deeper(私たちきっともっと深みにはまる)
=「もっと事態が悪くなる」。

アルシードに詰め寄られて、すぐに口を割ってしまったスーキーに
ラファイエットは失望してこんなセリフを言います。

I could have sold your peach-pie ass out so many times, I done lost count
(こっちもあんたのケツを売る機会は何度もあった、数えきれないくらいに)
=「これまで何回あんたを庇ったと思ってるんだ」。

zip it「口にチャック、喋るな、黙ってろ」。

And the one motherfucking thing I needed from you, Sook, is to zip it
(俺があんたにただ一つ望んだのは、黙ってろってこと)
And this is how you do me?
(それで俺にしたのはこれか?)=「こんな仕打ちがあるか?」。

スーキーのやらかしを自分はずっと黙っていたのに
俺をたったの一度も庇ってくれないのか?って感じでしょうか。

crawl out of a hole「穴から這い出る」。

The only way to crawl out of this hole is to start doing right
(この穴から這い出すただ一つの方法は、正しい行いをすること)。

ここでは a hole(二人がはまっている穴)=「窮地、ピンチ」から這い出す、
不利な状況から救われる、という意味で使われているようです。

早速約束破ってんじゃねーよ、と言いたくなる気持ちもわかる(笑)。

結局アルシードはスーキーが好きだし、どっかで許してくれるかも・・・
って気持ちはあったんでしょう。

でもラファイエットはそういう特別枠には入ってないですから
第三者に知られるのは、ただただ危険なだけなんですよね。


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