トゥルーブラッド シーズン5 第8話より:

uppity
高慢な、威張った、威圧的な


タラはヴァンパイアになって以来、パムの切り盛りするバー「牙の夢」で住み込みで働いており
ある夜、高校時代の同級生、トレイシーが店にやってくる。

彼女は昔から何かとタラに突っかかる嫌な女だったが
その気質はいまだ変わっていないようだった。

Oh, my God. You’re a vampire. That’s crazy.
まああなた、ヴァンパイアになったのね。 すごい。(トレイシー)

Well, now you’re a member of two minorities.
今や二重の意味で少数派ってわけね。(トレイシー)

Heh, heh. Well, I see you haven’t changed at all.
フン。 あんたも変わらないわね。(タラ)

Still sticking your fat foot in your mouth.
相変わらず無礼な女。(タラ)

(中略)

I didn’t order this. I said vodka tonic.
こんなの頼んでない。 ウォッカトニックって言ったのに。(トレイシー)

You said strawberry daiquiri.
ストロベリーダイキリでしょ。(タラ)

Well, it’s fine. I don’t mind.
まあいいわ。 気にしない。(トレイシー)

You’re too lazy to fix your own mistake.
ミスを認めないダメ女なのね。(トレイシー)

(中略)

Ma’am, I apologize. Tara is new. And stupid.
お客様、お詫びします。 タラはまだ新人の上、愚かな子で。(パム)

Your drink’s on the house.
お飲み物はサービスします。(パム)

(中略)

Well, I don’t live in the past, Tara. I live in the present.
まあ過去はもういいでしょ、タラ。私は今を生きてるの。(トレイシー)

In a four-bedroom house with a BMW in the garage.
BMWのある豪邸でね。(トレイシー)

So enjoy your little job, barkeep.
あんたもここでせいぜい頑張って。(トレイシー)

Fuck you!
とっとと失せな!(タラ)

Tara, that’s enough.
タラ、もうやめなさい。(パム)

Don’t you get uppity with me, you hear?
私に威圧的な態度は許さない、いいわね?(パム)


minority「少数派、(人種・宗教上などの)少数民族、未成年」。

now you’re a member of two minorities
(今や2つの少数派なのね)。

アフリカ系であることと、ヴァンパイアという二つの点でマイノリティね、
と笑顔で言うトレイシー。

タラを挑発するのが楽しいみたいですね。

put one’s foot in one’s mouth「失言する、余計なことを言う、うっかり口を滑らす」

Still sticking your fat foot in your mouth
(未だに余計な事を言いまくってるのね)=「相変わらず無礼な女」。

You’re too lazy to fix your own mistake
(過ちを直すには怠惰すぎる)=「ミスを認めないダメ女」。

on the house「店のおごり」。

そして uppity は「高慢な、威張った、威圧的な」。

これは目上の存在に、まるで自分の方が上であるかのようにふるまう、上役にたてつく、
みたいな意味を含んでおり、このシーンでも雇い主のパムにタラが噛みつく、
uppity ということになります。

にしてもトレイシーは嫌な感じで、タラがキレるのも分かります。

パムはこの場はとりあえずタラを叱っておさめましたが
全てのやり取りはしっかり見ていて、後ほど彼女をこらしめる策に出るのです。


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