トゥルーブラッド シーズン6 第1話より:

out of one’s wits
正気を失って、取り乱して、気がくるって


大きなお腹でアンディの前に現れた妖精モレーラは、
4人もの娘を産み落とすと、父親のアンディに全員を託して消えてしまう。

突然4人もの赤ん坊を押し付けられたアンディは
父親になる心の準備もなく、途方に暮れてしまう。

It ain’t fair to expect me to give up my life and just become a father one minute to the next.
俺に自分の人生を諦めて、いきなり父親になれとは不公平だ。(アンディ)

Well, I got news for you, Andy. Life ain’t fair!
いい事教えてあげるわアンディ。 人生って不公平なの!(アーリーン)

(中略)

I don’t know how to take care of my own babies.
俺には赤ん坊の扱いが分からん。(アンディ)

That’s the sad truth.
情けないことだが。(アンディ)

(中略)

You look scared out of your wits,
あなた怖くてたまらないのね、(アーリーン)

which is how any halfway decent parent ought to feel.
まともな人なら親になる時って皆そうよ。(アーリーン)

Andy. I’m not gonna tell you it ain’t gonna be hard.
アンディ、育児は確かに楽じゃない。(アーリーン)

(中略)

Now, as far as I know,
でも私に言わせれば、(アーリーン)

there ain’t nothing more beautiful or rewarding in this life.
人生最高のご褒美だわ。(アーリーン)


one minute to the next「次から次へと」。

That’s the sad truth(それが悲しい現実)=「情けないことだが」。

そして out of one’s wits は「正気を失って、取り乱して、気がくるって」。

wit は「理知、知力、知恵、機知」、複数形の wits は「健全な精神、正気」、
out of one’s wits「(その人の)正気から外れて」=「正気を失って、取り乱して、気がくるって」。

You look scared out of your wits(正気を失うほど怖がっているようだ)
=「怖くてたまらないのね」。

halfway「中間の、途中の」。

which is how any halfway decent parent ought to feel
(親になりかけのまともな人ならそう感じるはず)。

I’m not gonna tell you it ain’t gonna be hard
(私はあなたに[育児は]大変じゃないとは言わない)=「育児は確かに楽じゃない」。

as far as I know「私の知る限りでは」。

there ain’t nothing more beautiful or rewarding in this life
(これ[育児]以上に美しく、やりがいのある事は人生にはない)
=「人生最高のご褒美だわ」。

昨日まで気楽な独身だったのに、今日はいきなり4人の子持ち、
これはアンディじゃなくてもキツそうです。

おむつ替えから抱っこの仕方まで、アーリーンに教えてもらうことになります。


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