トゥルーブラッド シーズン6 第8話より:
give someone a pass
(その人の)言い分を認める、許す
夫・テリーの死の衝撃に打ちのめされ、泥酔し、
ラファイットに暴言を吐いていたアーリーン。
一夜明けて、二日酔いで目を覚ますと、ホリーやアンディたちと共に
ラファイエットもおり、ベーコンエッグの朝食を用意してくれている。
I can’t believe I got drunk like that in front of the kids.
子供たちの前であんなに泥酔するなんて・・・(アーリーン)
You’re gonna have to give yourself a pass, honey.
自分を責めないで。(ホリー)
(中略)
You gotta eat your grease to beat the booze.
脂肪を食って酔いをさませ。(ラファイエット)
(中略)
Hey, are you gonna go with me today to the mortuary?
葬儀社に今日ついて来てくれる?(アーリーン)
If you want me there, I’m there.
必要なら。(ホリー)
(中略)
Why are you being so nice to me? I was such a bitch to you yesterday.
なぜそんなに良くしてくれるの? 私、昨日はひどい事を言ったのに。(アーリーン)
You better don’t think twice about that, you hear me? You and me is cool.
それはもう忘れるんだ。 あんたと俺は問題ない。(ラファイエット)
Thank you, Lafayette.
ありがとう。(アーリーン)
Thank me by eating something.
食って感謝を示せ。(ラファイエット)
give someone a pass は「(その人の)言い分を認める、許す」。
その人に pass「通行証、許可証、合格」を give「与える」
誰かがその人を通せんぼしている、わだかまりがある、許せないでいる、
けれどもそこを通れるように通行証・許可証をあげる
=「(その人の)言い分を認める、許す」。
You’re gonna have to give yourself a pass
(あなた自身を許すべき)=「自分を責めないで」。
ここでは自分を責めるアーリーンにホリーが、
自分自身を許してあげて、責めないで、と言っています。
booze「酒」。
You gotta eat your grease to beat the booze
(脂を食べて[残っている]酒をぶっ叩け)=「脂肪を食って酔いをさませ」。
アメリカ、というか南部では二日酔いにはベーコン?
かえってオエッとなりそうな(笑)。
mortuary「霊安室、遺体安置所、葬儀社」。
You better don’t think twice about that
(そのことは二度と考えるんじゃない)=「それはもう忘れるんだ」。
Thank me by eating something(食べることで俺に感謝を示せ)。
温かい食事でアーリーンへのいたわりを示すラファイエット、
彼女は男運は悪いけれど、周囲の人には恵まれていますね。
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