トゥルーブラッド シーズン7 第10話より:

put out of its misery
苦しみから解放してあげる、(苦痛から救うために)ひと思いに殺す、気を楽にさせる


日に日に弱っていくビルは、、エリックがもたらした治療法も拒否し
病に身を任せるという。

そんなある日、スーキーはビルから自分を殺して欲しいと頼まれる。

このままではビルにいずれ永遠の死が訪れることは明白であり
スーキーは苦痛に耐える彼を見るのがつらくなってきている。

スーキーは兄のジェイソンにこの悩みを打ち明けることにする。

He says he wants me to have a normal life with kids and everything,
私が将来、子供を作って普通の幸せを得るために(スーキー)

but with him in the world, I never will.
そうしろって。(スーキー)

(中略)

He looks so sick and I feel so awful.
彼、すごく弱ってて見てられなかった。(スーキー)

I mean, he deserves to be put out of his misery and,
楽にしてあげたい気持ちはあるし、(スーキー)

lord knows I’ve been back and forth on this so many times, I can’t count.
私、これまでずっと悩んでたの。(スーキー)

(中略)

Sook, are you…
スーキーお前・・・(ジェイソン)

What?
何?(スーキー)

Are you asking for advice from me?
俺に助言を求めてるのか?(ジェイソン)

No, not really.
いいえ、別に。(スーキー)

Good, ’cause I got no idea what to tell you to do.
良かった、何も思いつかないから。(ジェイソン)

But I can promise you this.
でもこれは言える。(ジェイソン)

I will love you either way.
何があってもお前を愛してる。(ジェイソン)


He says he wants me to have a normal life with kids and everything
(彼は私に普通の生活と子供を得て欲しいって)
but with him in the world, I never will
(でも彼と一緒ではそれは無理だって)
=「そうしろって」。

そして put out of its misery は
「苦しみから解放してあげる、(苦痛から救うために)ひと思いに殺す、気を楽にさせる」。

misery「みじめさ、苦痛、苦悩、不幸」から put out「出してあげる」
=「苦しみから解放してあげる」。

back and forth「前後に、行きつ戻りつ、あちこちに」。

I mean, he deserves to be put out of his misery and
(彼は苦痛から解放されるに値する人だし)
lord knows I’ve been back and forth on this so many times, I can’t count
(このことは数えきれないほど何度も考え続けてきた)
=「これまでずっと悩んでた」。

ビルはいずれ死んでしまうし、苦しそうなので
put out of his misery(彼を苦しみから解放してあげる)べきかと思うが
自分が彼を・・・と思うと I’ve been back and forth on this(思い悩んでいる)。

ある思いが back and forth「前後する」=「(ある事で)思い悩む」。

寝起きにいきなり重い打ち明け話で、答えが浮かばないというジェイソン、
でも彼なりに深く妹を思っていることを伝えます。


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