先日から「Why The Godfather Part III has been unfairly demonised -「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」を読んでいます。

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・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(1)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(2)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(3)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(4)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(5)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(6)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(7)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(8)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(9)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(10)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(11)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(12)

Some are from mainsteam media, including a 2018 Atlantic Magazine article with the headline Donald Trump Goes Full Fredo,
2018年のアトランティック・マガジンの「トランプは全くフレドみたい」と見出しのついた記事を含め、主流メディアのいくつかは

comparing a Trump tweet saying that he is “like, really smart” to Fredo famously insisting in Godfather II, “I’m smart! Not like everybody says, like dumb, I’m smart!”
トランプの「本当に賢く、ね」というツイートを、パート2でフレドが言い放ったセリフ「俺だって賢いんだ!皆が言ってるようなバカじゃない。俺だって賢いんだ!」と比較している。

Similarly, Twitter trolls routinely mock the president’s circle and his grown children as Fredos,
同様にツイッターも、大統領の仲間と子供たちをフレドのようにからかい、


circle「円、円周、環、輪、円陣、環状道路、環状線、円形広場、ロータリー、(交友・活動等の)仲間・範囲」。

portraying them as weak and bumbling like the character, including pasting Donald Trump Jr’s head on a photo of Fredo’s body.
トランプ・ジュニアの顔写真をフレドの体の写真に貼り付けるなどして、フレドのように弱くて頼りなげに表現している。


bumble「(蜂などが)ブンブンいう、ヘマをする、まごつく、もぐもぐ言う」。

Donald Trump himself regularly attacks CNN’s Chris Cuomo by calling him Fredo.
またドナルド・トランプ自身も定期的に、CNNのクリス・クオモをフレドと呼んで攻撃している。

Godfather II even turned up in court documents charging Trump’s advisor Roger Stone with obstructing justice,
パート2のネタは、司法妨害の罪に問われたトランプの顧問ロジャー・ストーンの法廷文書にまで登場し、


obstructing justice「司法妨害」。

citing an email in which Stone asked someone to protect him the way Frankie Pentangeli covered up for the Corleones.
ストーンが第三者に「フランキー・ペンタンジェリがコルレオーネをかばった方法で」彼を守ってくれるよう依頼した電子メールが引用された。


cover up for「かばう、(人のために)取りつくろう、覆い隠す」。

Today the location credit lands like a coda to the end of the Trump presidency,
現在、トランプ大統領の任期終了に向け「コーダ」のエンドロールが始まったかのように

and offers a reminder of how influential the Godfather films have been, even when they were embraced for all the wrong reasons.
ゴッドファーザー作品が不純な動機からも利用されるほど、影響力を持つ事を思い起こさせる。


wrong reason「不純な動機」。

- 完 -


フランキー・ペンタンジェリは、コルレオーネ一族の悪事を良く知る古くからの仲間で、マイケルが犯罪者の疑い(というか事実・笑)をかけられ呼ばれた公聴会で、自身の身の安全と引き換えに、彼の悪事を証言するはずだった人物です。

要はマイケルを売ろうとした人物なんですが、ある方法でマイケルは彼を自分の味方へと変えさせるのです。

トランプ氏の顧問が、このフランキーがしたように自分をかばって欲しいと要求したということは、恐らく(自分に有利な)嘘の証言をしてほしいと頼んだということか?

ともかくそういう緊迫したやり取りの中でも、ゴッドファーザーのエピソードが例えに出てくるほど、影響力があるということですね。

映画の方では、ひとまずフランキーを思いとどまらせたが、いつまた裏切るか分からない。

でも彼は証人としてFBIに守られており、直接マイケルの部下が口封じをするのは不可能、じゃあどうするか・・・?

ここも見ごたえある、印象深いやり取りでしたが、私は正直、一回見ただけではどういう話をしているのか、分かりませんでした(笑)。

「ローマ人の物語」とかを読んでいる方だと、きっとスッと分かるのかもしれません。

ひとくちにマフィアといっても粗暴な人たちだけでなく、知的で有能で教養もある、そういう悪人たちが暗躍する姿も描くので、もちろん悪い人たちなんですが、どこか憧れも感じてしまう。

それがゴッドファーザー作品の大きな魅力かなと思います。


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