先日から「Pulp’s Different Class: The album that defined an era -「パルプ“Different Class”時代を示したこの一枚」を読んでいます。

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・「パルプ “ディファレント・クラス” 時代を示したこの一枚」(1)
・「パルプ “ディファレント・クラス” 時代を示したこの一枚」(2)
・「パルプ “ディファレント・クラス” 時代を示したこの一枚」(3)
・「パルプ “ディファレント・クラス” 時代を示したこの一枚」(4)
・「パルプ “ディファレント・クラス” 時代を示したこの一枚」(5)
・「パルプ “ディファレント・クラス” 時代を示したこの一枚」(6)

Common people

庶民

Meanwhile Pulp – who confused those stoking the pantomime class war by having members that managed to be both northern, working class and go to art school in London
一方、北部の労働者階級でありつつロンドンの美術学校に通うメンバーがいた事で、パントマイム的階級闘争をたきつける人々を混乱させたパルプは、

– were too busy writing about class wars to participate in them.
それについての曲を書くのに忙しく、闘争には加わっていなかった。

On Common People Cocker tore into class tourists, inspired by a well-to-do Greek girl he met at Central Saint Martins who wanted to try slumming it in Hackney for a while – “smoke some fags and play some pool, pretend she never went to school”.
「Common People」でコッカーは、セント・マーティンズで出会った裕福なギリシャ人の女の子、ハックニーでしばらくスラム体験「学校なんか行った事がないふりをして、タバコを吸い、ビリヤードで遊ぶ」をしてみたいという彼女に触発されて、興味本位で階級を覗きたがる人々を粉々に打ち砕いた。


well-to-do「裕福な」。

Hidden underneath those irresistible pop hooks is a mounting anger not just at her but all those who co-opt a working-class identity as a shortcut to authenticity
魅力的で耳に残るポップスの下に隠されているのは、彼女だけでなく、労働者階級のアイデンティティを生きている実感を味わう近道として利用する全ての人々に対して高まる怒りだ、


co-opt「選ぶ、(人に)助力を頼む、(反対者を団体などに)吸収する、(他グループのスローガンなどを)採用する」。

- without ever dealing with the fear, uncertainty and absence of choice that comes with having no money.
お金がないことから来る恐れや不確実性、選択の欠如を味わう事もない彼らへの。


irresistible「抵抗できない、抑えられない、禁じえない、人を悩殺する、愛らしい、魅力的な、文句の言えない、いやおうのない」。

Towards the end of the song Cocker is practically spitting.
曲の終わりに向けて、コッカーは実際に唾を吐く。

“You will never understand how it feels to live your life with no meaning or control, and with nowhere left to go”.
「意味もなく自分ではどうにも出来ない人生、行くあてもない暮らしがどんなものか、君には決して分からないだろう」と。



・・・(汗)。

当時各国に居た日本人観光客や留学生も、彼らから見ればそういう人々だったんだろうなと思います。

経済的に恵まれて外国に観光にやってくる、または何かを勉強しにくる、明日の住処や食事を心配するような境遇にある人からすれば、何だあいつらは、と思ってもおかしくはない。

今はそれが中国人に取って代わったという感じですかね。

特に階級が固定された社会では、個人の努力ではどうにもならない部分もあるので、よりやるせなさが増すだろうと思います・・・しかしパルプはこれで這い上がったんだよねえ~色々思うところがありそうだ・・・


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