先日から「Philip K Dick: the writer who witnessed the future -「フィリップ・K・ディック:未来を目撃した作家」を読んでいます。
・「フィリップ・K・ディック:未来を目撃した作家」(1)
・「フィリップ・K・ディック:未来を目撃した作家」(2)
Whether his visions were medical or supernatural, one thing is clear:
医学的なものであれ、超自然的なものであれ、一つ明らかなのは、
Dick had a startling ability to foreshadow the modern world.
ディックが現代社会を予見する驚くべき能力を持っていたことだ。
foreshadow「(将来の事など)あらかじめ示す、予示する、(~の)前兆となる」。
Celebrated science-fiction and fantasy author Stan Nicholls suggests Dick’s work is prescient because it explored the future through the then-present.
SFやファンタジーの著名な作家であるスタン・ニコルズは、ディックの作品は、その当時を通じて未来を探求しており、先見性があると指摘する。
“His stories posited the ubiquitousness of the internet, virtual reality, facial recognition software, driverless cars and 3D printing,” Nicholls tells BBC Culture
「彼の物語は、インターネット、バーチャルリアリティ、顔認識ソフト、無人運転車、3Dプリンターなど、ユビキタス社会の到来を予感させるストーリーです」とニコルズ氏
posit「仮定する」。
– while also pointing out that
そして以下のように指摘する、
“it’s a misconception that prediction is the primary purpose of science fiction
「予知がSFの主目的だというのは誤解であり
the genre’s hit rate is actually not very good in that respect.
このジャンルのヒット率は、実はその点ではあまり高くありません。
Like all the best science fiction, his stories weren’t really about the future, they were about the here and now.”
最高のSFがそうであるように、彼の物語は未来についてではなく、今ここで起こっていることについてなのです。」
Indeed, Dick’s incorporation of everyday aspects of post-War America into his futures has meant that his worlds possessed a surreal familiarity.
実際、ディックは戦後のアメリカの日常的な側面を未来に融合させたことで、彼の世界は超現実的な親しみやすさを持つようになった。
surreal「超現実的な、非現実的な、現実離れした、非常に奇妙で理解し難い、シュールな」。
きっと普通の人では想像が追いつかない限界点を超えて、ぐんぐん想像の翼が伸びていくんでしょうね。
インターネットなんていうものを、概念を含めて想像して描けるというのは、確かにもう未来人みたいですね(笑)。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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