先日から「Why embracing change is the key to a good life -「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」を読んでいます。

変化を受け入れることが良い人生の鍵?


・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(1)
・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(2)
・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(3)
・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(4)
・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(5)
・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(6)
・「変化を受け入れることが良い人生の鍵?」(7)

This too shall pass

これもまた過ぎ去る

A medieval prophet asked a wise man for a message to keep him safe.
中世のある預言者が、賢者に自分の安全を守るためのメッセージを求めた。

His answer?
その答えは?

“This too shall pass”.
「これもまた過ぎ去る。」

It was a phrase used in recent months by the actor Tom Hanks in connection with the Coronavirus pandemic,
それは俳優のトム・ハンクスがコロナウイルスの流行に関してここ数カ月使った言葉であり、

and it’s the name of a book out recently by psychotherapist Julia Samuel.
心理療法家のジュリア・サミュエルが最近出版した本の名前でもある。

In This Too Shall Pass: Stories of Change, Crisis and Hopeful Beginnings, Samuel relates (anonymously) some of her clients’ stories.
「This Too Shall Pass: 変化、危機、希望に満ちた始まりの物語」では、サミュエルが(匿名で)クライアントの物語を紹介している。

“Every person who has walked through my door has had a problematic relationship with change,” she tells BBC Culture.
「私の元を訪れた人はみな、変化との関係に問題を抱えていました」と彼女。

“Change is the one certainty of life, and pain is the agent of change, it forces you to wake up and see the world differently, and the discomfort of it forces you to see the reality of it.
「変化は人生における一つの確かなことであり、痛みは変化の主体、痛みはその人の目を覚まさせ、世界を違った角度から見ることを強いるのです。

It’s through pain that we learn, personally and also universally.”
痛みを通して、私たちは個人的に、そして普遍的に学べるのです。」

Samuel says that when the current pandemic first struck, a lot of us were “numb, shocked and anxious.
サミュエルによれば、今回のパンデミックが最初に起こったとき、私たちの多くは「麻痺し、ショックを受け、不安を感じていました。

It was like the scary Jaws music coming, you can block it but in the end you have to pay attention, you have to shift and change”.
それはジョーズの怖い音楽が流れてくるようなもので、ブロックすることはできても、最終的には注意を払わなければなりません。」

She chose the phrase ‘This too shall pass’ for her book’s title because
彼女が本のタイトルに「This too shall pass」というフレーズを選んだのは、次のような理由からで

“you have to go with change and crises to come out the other side.
「変化や危機を乗り越えてこそ、その反対側に出られるのです。

You may not believe that it will ever end.
それに終わりが来るとは思えないかもしれません。

In winter you may not believe that summer will come, but it does.”
冬の間には夏が来るとは信じがたいかもしれませんが、夏は来ます。」



何であれどうであれ日々を生きる身には、勇気づけられる言葉です。

こういった思想は、日本のように仏教の教えを何となく皆が知っている国では、すっと受け入れやすいものかもしれません。

平家物語の「驕れる者は久しからず ただ春の夜の夢のごとし・・・諸行無常の響きあり」。

学校で暗記させられたものですが、まさに変化と逆境は自然であることを含んだ歌だったんだと改めて理解しました。


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