今日から「How AI is bringing film stars back from the dead -「AIが映画スターを蘇らせるとき」を読んでいます。

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Most actors dream of building a career that will outlive them.
ほとんどの俳優は、自身のキャリアが死後も輝くことを夢見ている。


outlive「より生き延びる、長生きする、後まで生きる、(切り抜けて)生き抜く、~を長続きして失う」。

Not many manage it – show business can be a tough place to find success.
ショービジネスは成功をつかむのが難しい場所であり、それはそう叶うものではない。

Those that do, though, can achieve a kind of immortality on the silver screen that allows their names to live on in lights.
だがそれが叶った人たちは、銀幕の中で不滅の地位を得て、その名前は光に照らされて生き続けることができる。

One such icon is the American film actor James Dean, who died in 1955 in a car accident after starring in just three films, all of which were highly acclaimed.
1955年、たった3本の、いずれも高い評価を得た映画に出演し交通事故死したジェームズ・ディーンもその一人である。

Yet now, nearly seven decades after he died, Dean has been cast as the star in a new, upcoming movie called Back to Eden.
しかし死後70年近く経った今、ディーンは「Back to Eden」という新作映画の主役に抜擢された。

A digital clone of the actor – created using artificial intelligence technology similar to that used to generate deepfakes
ディープフェイクの生成に使われるのと同様のAI技術を使って作られた、この俳優のデジタル・クローンが

- will walk, talk and interact on screen with other actors in the film.
映画の中で歩き、話し、他の俳優と交流する。

The technology is at the cutting edge of Hollywood computer generated imagery (CGI).
この技術はハリウッドのCGIの最先端を行くものだ。

But it also lies at the root of some of the concerns being raised by actors and screen writers who have walked out on strike in Hollywood for the first time in 43 years.
しかしハリウッドで43年ぶりにストライキに踏み切った俳優や脚本家たちの懸念の根底にも、この問題が横たわる。

They fear being replaced by AI algorithms – something they argue will sacrifice creativity for the sake of profit.
彼らはAIアルゴリズムに取って代わられることを恐れており、利益のために創造性が犠牲になると主張している。

Actor Susan Sarandon is among those who has spoken about her concerns, warning that AI could make her “say and do things I have no choice about”.
俳優のスーザン・サランドンは、AIが彼女に「選択の余地のない言動」をさせる可能性があると警告している。



この話、色々ニュースを見ています。

いわゆる主役級の役者ばかりでなく、脇役の役者さんにとってもかなり深刻な危機だそうです。

彼らは一日分のオーディションのギャラだけを支払われて、自分の全身をデジタル・スキャンされ、その後はそれを何十回、何百回とタダで使いまわされる可能性があると。

これをされると出演料はほとんどもらえなくなる。

それに加えて動画配信サービスも、彼らの首を締めているのだそうです。

というのも、実は脇役クラスの役者にとっては、作品の出演料よりも、その後、出演作が劇場公開され、またその後はDVDやブルーレイになることが重要で、その度に支払われる印税(ヒットすれば何十年間も毎年もらえる)が本当に彼らの生活を支えているのだそうです。

動画配信サービスではこの役者への印税分配がほとんど無く、例えばこれまでは年間50万円もらえていた印税が、動画配信サービスになってからは年間数千円、みたいな激減ぶりだとか。

こういうことは映像業界だけでなく、イラストレーターや作家、写真家とそのモデルなど、人間の創造性と造形が関係するあらゆる業種で共通する危機だと思います。

しかし止められない流れのような気も・・・。

一体どういう決着に収まるのか、早速読んでいきましょう。


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