モーツァルト・イン・ザ・ジャングル シーズン4 第2話より:

butterflies in one’s stomach
(緊張、興奮などで)そわそわする、どきどきする


ヘイリーは地元の子供向けの発表会にゲスト審査員として呼ばれたため
久々に故郷に戻る。

彼女の恋人として同行し、彼女の実家を訪問したロドリゴは
ヘイリーの父親がいかに娘に期待をかけているか、
そしてそのためにヘイリーは苦しんでいることを知る。

It sometimes takes kids a bit to produce a constant tone,
子供は安定した音を出すまで、時間がかかる事が多いが(ヘイリーの父)

but she did it in her first lesson.
娘は最初からそれが出来た。(ヘイリーの父)

All-State is usually 12 and up.
州の代表選考会に出られるのは通常12歳からなんだが。(ヘイリーの父)

When she was ten they requested that she join.
彼女は例外的に10歳で呼ばれてね。(ヘイリーの父)

When she was 11, her, uh, teacher, Ms.Kolb, told me that she has what the greats have, she has a sound.
11歳の時には先生から、偉大な奏者になると言われた。(ヘイリーの父)

Yes, you know, when I heard her play for the first time,
でしょうね。 初めて彼女の演奏を聞いた時、(ロドリゴ)

I felt birds in my stomach.
ドカンと来た。(ロドリゴ)

Butterflies, you mean.
つまりピンと来た?(ヘイリーの父)

No, birds.
いや、ドカンと。(ロドリゴ)

Ah.
ほう。(ヘイリーの父)


it takes a bit to~「~するまで多少時間がかかる」。

constant「不変の、一定の、忠実な」。

she has what the greats have(彼女には偉大な奏者が持つものがある)
=「偉大な奏者になる」。

そして butterflies in one’s stomach は「(緊張、興奮などで)そわそわする、どきどきする」。

直訳すると「胃の中に蝶々」、胃がさわさわ、こちょこちょするような落ち着かない感じ、
心がざわつく、そういう状態を表します。

ロドリゴのセリフは birds in my stomach(胃の中に鳥)、
そういう成句は無いと思いますが
蝶々よりも衝撃が大きい、すなわち「ドカンと来た」となっているようです。

ヘイリーの父について、ロドリゴは彼女と二人きりの時に
now I know where the “You’re the best or you fucking suck” thing comes from
(「一番以外は駄目」という考えがどこから来たか分かった)
と言っていて、それが彼女の重圧になっていると感じたようです。

せっかく実家に戻ったけれど、あまり楽しそうでないヘイリーです。


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