トゥルーブラッド シーズン1 第9話より:

pin one’s hopes on~
~に期待を寄せる、~に望みをかける


タラと曖昧な関係が続いているサム。

2人の仲は体だけの関係と約束して始まったものだったが
サムは次第に彼女に惹かれていく。

だがタラはいつも素直に彼の好意を受け取らず、茶化すばかりで
その事にイラついたサムは彼女とケンカ、気まずくなってしまう。

それでもどうにか仲直りをしようと花を携え、サムはタラの家を訪ねる。

Sam Merlotte’s here to see you.
サムが来てるわよ。(タラの母)

You ain’t sleeping with him?
あんた、彼と寝たの?(タラの母)

What makes you jump to that conclusion?
何でそういう事になるのよ?(タラ)

He brung flowers.
花を持って来たからさ。(タラの母)

(中略)

We were clear from the beginning it was just gonna be us fucking.
私たち最初から体だけの関係だったはずでしょ。(タラ)

It’s too late for that.
もうそれ以上だよ。(サム)

What are you, a masochist?
あんた、マゾなの?(タラ)

No, not at all.
違うよ。(サム)

But I’ve spent my life running away from people or pinning my hopes on somebody I can’t have.
けどこれまでずっと人から逃げ回ったり、報われない相手に希望を抱いてばかりで。(サム)

I’m done with that.
そういうのはもう嫌なんだ。(サム)


jump to conclusion「早とちりする、(深く考えず)結論に飛びつく」。

また don’t を付けて don’t jump to conclusions「結論を急ぐな、落ち着け」 というのもありました。

What makes you jump to that conclusion?
(なぜそんな早とちりをするの?)=「何でそういう事になるのよ?」。

brung は bring「持ってくる」の過去形 brought の別表記、よりくだけた形です。

masochist「マゾ」。

そして pin one’s hopes on~ は「~に期待を寄せる、~に望みをかける」。

pin ~ on「~に負わせる、~をピンで留める、~をかける」、one’s hopes「その人の期待を」
ある期待を自分以外の誰かにピンで留めつける=「~に期待を寄せる、~に望みをかける」。

I’ve spent my life running away from people
(人から逃げ回る事に人生を費やした)
or pinning my hopes on somebody I can’t have
(または、応えてもらえない人に期待を寄せていた)。

2行目は、スーキーに長年片思いしていたことを言ってるんでしょうか、
ちょっと切ないですね。

I’m done with that(そういうのは、もううんざり)、
もう終わりにする、飽き飽きした、たくさんだ、といった感じです。

愛されたいのに、愛されると逃げたくなるタラちゃん。

そろそろ素直になって、幸せになって欲しいものです。


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