今日から「Japan’s delicious fire-seared delicacy -「日本の美味しい火あぶり珍味」を読んでいます。
On the south side of the island of Shikoku, framed by two enormous peninsulas, Kochi is one of Japan’s least-visited prefectures – at least by foreigners.
四国の南に位置し2つの巨大な半島に囲まれている高知は、日本で最も訪れる人の少ない都道府県の一つである – 少なくとも外国人にとっては。
framed by「~に囲まれ(てい)る 」。
It’s a popular destination for Japanese Shingon Buddhists looking to worship at the auspicious 88 Temples of Shikoku, the country’s most famous pilgrimage trail.
国内で最も有名な巡礼路、四国八十八ヶ所巡りで、真言宗の人々には人気の場所だ。
But it’s also popular with pilgrims of another kind.
しかしそれとは別の種類の巡礼者にも人気がある。
Inside the Hirome Market in Kochi City on a humid August evening, diners were packed shoulder-to-shoulder on communal tables, surrounded by shops and stalls.
蒸し暑い8月のある夕方、高知市のひろめ市場では、お店や屋台に囲まれた食事処の共用テーブルはすし詰め状態になっていた。
shoulder-to-shoulder「肩と肩が触れ合って、密集して、心を同じくして、協力して」。
packed shoulder-to-shoulder(密集して詰まった)=「すし詰め状態」。
communal「共同の、共有の、共用の、共同社会の、自治体の」。
The hungry chatter grew and the tables quickly filled inside the sprawling, single-storey structure as dinner time approached.
夕食時が近づくにつれ、腹をすかせた人々のおしゃべりが大きくなり、広大な平屋内のテーブルはすぐに埋まった。
single-storey「単層の、平屋、一階建ての」。
Hirome is as busy as this throughout the year, and no matter the season, the most sought-after dish in town is katsuo-no-tataki (seared bonito).
ひろめ市場はそんな風に一年中忙しく、季節を問わずこの町で引っ張りだこなのは鰹のタタキ(火であぶったカツオ)だ。
sought-after「引っ張りだこの、珍重される、需要(人気)が高くて入手困難な」。
高知は東京や京都を中心に回る外国人旅行者にとっては、ちょっとアクセスしづらい場所ですよね。
タイトルにある delicacy は「デリカシーがない」の delicacy 、他の意味として「優美、(容姿などの)優雅・上品さ、微妙(な美し)さ、気配り、(珍しくて高級な)ごちそう、珍味、美味」などがあります。
高知は酒豪が多いイメージ・・・酒場放浪記の吉田類さんや島崎和歌子さん、広末涼子さんの出身地で、可杯(べくはい)という、酒をつがれたら中身を飲むしかない、お膳に立たない盃でも有名ですよね(笑)。
そして日本酒には鰹のタタキ!
素晴らしき飲兵衛パラダイス、高知の魅力を早速探っていきましょう。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!