先日から「Japan’s delicious fire-seared delicacy -「日本の美味しい火あぶり珍味」を読んでいます。

ゆるキャラさえも、カツオ。


・「日本の美味しい火あぶり珍味」(1)
・「日本の美味しい火あぶり珍味」(2)
・「日本の美味しい火あぶり珍味」(3)
・「日本の美味しい火あぶり珍味」(4)
・「日本の美味しい火あぶり珍味」(5)
・「日本の美味しい火あぶり珍味」(6)
・「日本の美味しい火あぶり珍味」(7)
・「日本の美味しい火あぶり珍味」(8)

Even the prefecture’s yuru chara, ordinarily a cute mascot designed to help drive tourism, is an almost frightening beheaded bonito head on the body of a man.
観光促進のためにデザインされた、通常はかわいいマスコットであるはずのゆるキャラさえ、ここのは人間の体にちょっと恐ろしいカツオのぶつ切り頭がついている。


behead「(刑罰として)首を切る」。

Cartoon-like drawings of the fish are also found on drain covers around the city.
街中のマンホールの蓋にも、マンガのような魚の絵が描かれている。

As people kept coming and going at the communal market tables, I met 76-year-old Kochi native, Yoshihiro Kashiwai.
人々が行きかう市場の共有テーブルで、私は76歳の高知出身のカシワイさんに出会った。

For the retired telecoms salesman, access to the best bonito is key to the dish’s remarkable popularity.
引退したこの電子通信会社のセールスマンにとって、最高のカツオが手に入る事が、この大人気料理の肝だ。

“The fish here are very fresh, they swim very close to Kochi, so we can get them and sell them at reasonable prices,” he nodded.
「ここの魚はすぐ近くを泳いでいるものだからとても新鮮だし、手ごろな値段で出せるんです」と彼はうなずいた。

“You can get it in Tokyo as well, but there it’s very expensive.
「東京でも食べられるでしょうが、かなり高いでしょう。

I started eating it as a child, but even today, it is still my favourite.”
私は子供の頃から食べていますが、今でも大好きです。」


- 完 -


地理的な恵みのおかげで、高知の人たちは毎日美味しいカツオが食べられるという、しめくくりでした。

引退した年金暮らしの方でも、市場で気軽に美味しいタタキが食べられるというのは、羨ましい限りです。

ニンニクとネギたっぷりで、生命力あふれる(何となく血の匂いも感じる)カツオをご飯と共にかっこめば、もりもり元気が湧いてきそうです。

高知は何だか明るい気質の人が多そうな気がしたんですが、それはもしかしたらタタキのおかげかも?しれませんね(笑)。


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