今日から「Why the French rarely say ‘I love you’ -「“愛している”となかなか言わないフランス人」を読んでいます。
My French husband loves me.
フランス人の夫は私を愛している。
I know he loves me because he hands me a bouquet of flowers almost every weekend.
ほぼ毎週末、花束をくれるのだから。
And when I tell him I was at a party full of beautiful people, he charmingly says something about “birds of a feather”.
そして優雅な人々が集うパーティーに参加したと言えば、彼は愛嬌たっぷりに「君も一員だね」などと言ってくれる。
birds of a feather「同じ興味・意見・背景をもつ人、同じ穴のむじな」。
I’m reminded that he loves me when we’re at a cocktail party with work colleagues and he reaches out to caress my arm.
仕事仲間とのカクテルパーティーで、彼が私の腕を撫でようと手を伸ばしてきた時、愛されていると思う。
He calls me ma biche (my deer) and shows his love for me every day, even after more than a decade together.
彼は私のことを「僕の小鹿ちゃん」と呼び、10年以上一緒にいる今も日々私への愛を示してくれる。
However, I can’t remember the last time he said “je t’aime” (I love you).
でも彼が最後に「愛してる」と言ったのはいつなのか、思い出せない。
This might be disconcerting if it wasn’t so normal in France, where no matter how head-over-heels a couple may be, they rarely utter those words.
もしこれがカップルとして異常なら混乱するだろうが、フランスではどんなに愛し合っている同士でも、その言葉を口にすることはほとんどないのだ。
disconcert「狼狽させる、面くらわせる、当惑させる、くつがえす、混乱させる」。
It’s not about a lack of affection or the fear of commitment.
これは愛情がないとか、真剣な関係(コミットメント)を恐れるとか、そういうことではない。
As Lily Heise, a Canadian freelance writer and romance expert living in Paris, observed, commitment seems to come easy to the French.
パリ在住のカナダ人ライターでロマンスの専門家、リリー・ハイズは「フランス人にとってコミットメントは簡単なようだ」と述べている。
“After three dates, that’s it;
「デート3回でもう決まり、
they’re not seeing anyone else and they expect to be together all day, every day, except when work gets in the way,” she said.
他の人とは付き合わないし、仕事が割り込む時以外は、毎日ずっと一緒にいることを期待する」とのこと。
Heise was inspired to write her first book, Je T’aime, Me Neither, when her French boyfriend left her saying, “Je ne t’aime plus.”
彼女はフランス人の彼氏が「もう君を愛してない」と言って去っていった事に触発されて、最初の著書『Je T’aime, Me Neither』を執筆した。
The proclamation was all the more startling, she said, because how could he say, “I don’t love you anymore” when he had never said, “I love you”?
「愛している」と言わなかった彼が、なぜ「もう愛していない」と言えるのか? この彼女の布告には尚いっそう驚かされた。
proclamation「宣言、声明、布告、公表」。
all the more「なおいっそう、かえってますます」。
startle「びっくりさせる、跳び上がらせる、はっと驚かせて~させる」。
リリーさんは「愛していると言ってくれ」状態だったのに、最後にそれかよ!という・・・(笑)。
I love you が日常にあふれる英語圏の人からすると、より一層意味が分からん!という感じかもしれませんね。
イメージ的にはしょっちゅうジュテームジュテーム言ってそうだと思ってたんですが、どうやら事実は逆のよう?
一体どういうことなのか、早速読んでいきましょう!
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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