先日から「Why ‘quirky’ people are attractive -「変わり者は魅力的」を読んでいます。
・「変わり者は魅力的」(1)
・「変わり者は魅力的」(2)
・「変わり者は魅力的」(3)
・「変わり者は魅力的」(4)
・「変わり者は魅力的」(5)
・「変わり者は魅力的」(6)
Now imagine that A and B represent something that might give a survival advantage – does the entire population conform?
次に、もしAとBが生存に有利な何かを表していた場合、人口全体はそれに従うのだろうか?
Not necessarily.
必ずしもそうではない。
Denton and her colleagues used computer models to see how complicating factors like migration and sexual selection affect the ratio of conformists to anti-conformists.
デントン氏たちは、移住や性淘汰などの複雑な要因が、順応派と非順応派の比率にどのような影響を与えるかを、コンピューターモデルを使って調べた。
They found that people might switch
その結果、人々は切り替えを行う可能性がある事が分かった
- conforming when something was reasonably popular but becoming an anti-conformist if it became too popular.
それなりに人気のものには順応するが、人気が出すぎると非順応側にまわるといった具合に。
Are there any situations in which being anti-conformist has its advantages?
では、非順応側が有利に働く場面はあるのだろうか?
“If we are talking about biological advantages, then anti-conformity is expected to be advantageous when the variant that produces the greatest fitness benefit is rare,” says Denton.
「生物学的な利点から言えば、最大の適性利益をもたらす変異体が希少である場合、非順応性は有利になるかもしれません」とデントン氏。
variant「異なる、相違した、変形、変種、異形」。
Perhaps in a new environment, or an environment that has dramatically changed, only a small number of individuals will have the best trait.
恐らく新しい環境、あるいは劇的に変化した環境では、少数の個体だけが最高の特性を持つことになるだろう。
“Natural selection favours diversity,” says Dixson.
「自然淘汰は多様性を好みます」とデントン氏。
“At its core it requires the ability to adjust and adapt to new environments as they’re presented to you.”
「その核となるのは、新しい環境が示されたときに、それに適応し順応する能力です。」
非順応側は少数派であることが多いが、環境が激変したような時には、そちらの方が生き残りに有利になることがある、という感じですかね。
多様性は大切であり、少数派が引き立つ場面もある。
私の祖母は、出身地が遠い同士が結ばれると良い子が生まれるなんて言っていました。
北海道と沖縄とか九州、また今なら海外の人と、というのもあるでしょうが、要はなるべく遠い遺伝子が混ざった方が良いと、それを経験則から話していたのでしょう。
それも「自然は多様性を好む」の一環なのかな~と、ふと思いました。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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