先日から「The untold history of black bourbon -「知られざるブラック・バーボンの歴史」を読んでいます。
・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(1)
・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(2)
・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(3)
・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(4)
・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(5)
・「知られざるブラック・バーボンの歴史」(6)
But after the Breonna Taylor killing and the protests in the city in May 2020,
しかし2020年5月にブリオナ・テイラー殺害事件と市内での抗議デモが起きてからは
Ramos noted, it was impossible for people watching the news to continue to assume that this is a land where only white men made whiskey, as Louisville is very much a black city.
それらのニュースでルイビルには非常に黒人が多いと分かるし、であればウィスキーを作るのが白人だけだと思い続けるのはもう無理だろうとラモスは指摘する。
And for the 150 years after slavery ended, the industry has relied on black workers.
奴隷制度が終わってからの150年間、この産業は黒人の労働力に頼ってきたのだ。
Because of this, Ramos said, “there’s really no world where this industry explodes [around Louisville] without contributions from black people.”
なので彼は「黒人の貢献なしに、この産業が(ルイビルで)爆発的に発展出来たはずがない」と言う。
On his first four-day tour along the Bourbon Trail, Ramos led a 50th birthday party group of 11 men – eight white, three minorities
ラモスが最初に開催したバーボン・トレイル4日間のツアーでは、彼は11人の男性(白人8人、マイノリティ3人)の50歳の誕生日パーティーグループを率いて
- to distilleries that do a better job of telling the story of African American involvement in whiskey.
アフリカ系アメリカ人とウイスキーの関わりをより良く伝える蒸留所を巡った。
At Buffalo Trace, where a ginger ale is named for Freddie Johnson, a third-generation black employee and one of the company’s most sought-after tour guides,
バッファロー・トレースではジンジャーエールに、3世代に渡ってここで働く黒人従業員で、同社で最も人気のツアーガイドの一人、フレディ・ジョンソンの名が付けられている。
sought-after「珍重される、ひっぱりだこの」。
Ramos linked up his tour with Johnson, who shared his family’s story juxtaposed with the history of the distillery.
ラモスはジョンソンとツアーを組み、彼の家族の物語を蒸溜所の歴史と合わせて語った。
juxtapose「~を並べる、並列・並置する」。
At Old Forester, Ramos pointed out the displayed photograph of Elmer Lucille Allen, one of the first black chemists to work for a major distiller.
オールド・フォレスター社では、大手蒸留酒メーカーで働く最初の黒人化学者の一人、エルマー・ルシル・アレンの写真が飾られているのを示した。
He skipped Belle Meade though, a distillery named for a plantation that had played a part in black suffering during the time of slavery, but does little today to confront that history, Ramos said.
ベル・ミード社は、奴隷制の時代に黒人を苦しめた農園の名を冠した蒸留所だが、その歴史と向き合うことは今日ほとんどない、とラモスは言って訪問をスキップ。
Rebel Bourbon was another pass, as the Confederate soldiers were infamously nicknamed “rebels”.
南軍の兵士が「反逆者」という悪名高いあだ名で呼ばれていたことから、レベル・バーボン社もパス。
Confederate soldier「アメリカ南北戦争時の南軍の軍人」。
(The company had recently changed their name from Rebel Yell, which was the battle cry used by the Confederates during the Civil War.)
(ここは南北戦争で南軍が使った戦の雄叫び『Rebel Yell』から社名を変えたばかりである。)
はぁ~、「Rebel Yell」って南軍兵士の雄叫びのことだったんですね~、、、知りませんでした。
「Rebel Yell」と言ったらビリー・アイドルのこの曲しか知らず・・・。
しかもこの曲、今歌詞を見たらまあいわゆるワンナイトスタンドの歌。
何も知らず、親の前で録画したビデオを身ながらモーモーモーっ♪とやってましたよ・・・(まあ親もナンの歌かは分かっていなかったでしょうが・笑)。
歌の中での「Rebel Yell(反逆者の叫び)」とは、真夜中のベッドで「もっともっと」と叫ぶ女性の雄叫びを指しているようです。
Youtubeの本曲公式PVのコメントに「80代ですが、今でもこの曲を聞くとワクワクします」とあって、一緒です!と思ったのですが、南軍兵士の末裔の方は、ちょっとどう思うのかな・・・と(今更ながら)気になってしまいました。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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