先日から「Why The Empire Strikes Back is overrated – なぜ“スターウォーズ 帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」を読んでいます。
注:ディズニー版スター・ウォーズのネタバレあります。
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(1)
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(2)
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(3)
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(4)
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(5)
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(6)
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(7)
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(8)
・「なぜ“スターウォーズ エピソード5/帝国の逆襲”は過大評価されたのか?」(9)
I was annoyed when Qui-Gon Jinn was shoehorned into Obi Wan’s past in The Phantom Menace,
「ファントム・メナス」でクワイ=ガン・ジンが、オビ=ワンの過去の話をねじ込んできたのにイラついたし、
shoehorn ~ into「~を(ある場所へ)押し込む」。
annoyed when Rey became Palpatine’s granddaughter (or something) in The Rise of Skywalker,
「スカイウォーカーの夜明け」で、レイがパルパティーンの孫娘(だか何だか)という事にもイラついたし、
annoyed when the emergence of the all-conquering First Order in The Force Awakens reduced everything done by Luke, Leia and Han Solo to a footnote.
「フォースの覚醒」で、全てを征服したとかいうファースト・オーダーが出てきて、それまでにルーク、レイア、ハンソロらが成し遂げた全てが補足説明で縮められたことにもイラついた。
emergence「出現、発生、参入、羽化」。
reduce「(大きさ・数量・程度などを)減らす、縮める、縮小する、切り詰める、下げる、(整理して)変える」。
footnote「脚注、補足・追加の説明(情報)」。
But I accept that the writers and directors of those films were only following The Empire Strikes Back’s bad example.
けれどそれらの作品の脚本家や監督は、ただ「帝国の逆襲」の悪例に従っただけなのだろうと私は受け止めた。
It’s not just Star Wars films that have made the exasperating mistake of prioritising franchise-building over simply making a good film, either..
単に良い映画を作る事より、シリーズ化を優先するという苛立たしい間違いを犯したのは、スター・ウォーズだけでもないし・・・
exasperate「怒らせる、憤激させる、苛立たせる」。
franchise「参政権、選挙権、特権、許可、(特定地区の)一手販売権」、加えて「(映画等の)シリーズ」。
Think of all those films and TV shows that assume we’ll jump for joy when the villain is revealed to be Sherlock Holmes’ sister or James Bond’s childhood pal.
犯人がシャーロック・ホームズの妹、またはジェームズ・ボンドの子供時代の友達だったら我々が飛び跳ねて喜ぶだろうと考えている、あらゆる映画やテレビ番組。
Think of all those superhero blockbusters that waste time teeing up the next instalment in the series.
無駄な時間を費やしてシリーズ次回作を準備する、全てのヒーロー物大ヒット作。
tee up「(ゴルフボールを)ティーの上に載せる、~を準備する」。
instalment「(分割払いの)一回分、掛け金」。
I’m sorry, but The Empire Strikes Back has to take the blame for all of them.
残念だが、それら全ての責任は「帝国の逆襲」が負うべきなのだ。
Search your feelings, you know it to be true.
自身に問うてみてほしい、あなたも本当は気づいているはず。
- 完 -
筋金入りのファンには1にもイライラポイントがあったか・・・。
ただ私もディズニーになってからの作品は、過去作品の設定に敬意を払っていないとうか、そんなムチャな・・・という展開が多くて少し興ざめでした。
過去作でパルパティーンの家族の話なんてなかったと思いますが、レイが何で訓練なしでライトセーバーを使えたり、フォースが強かったりするのか?という事に、後付けで理由をつけた感じで、うーん?
それにファースト・オーダーは、悪の魅力がもう一つ足りない・・・コスチュームデザインも斬新さがなくて、ありきたりな印象。
なのに何だか圧倒的に強い、みたいになっているので、ディズニー版は根っからのファンがイラつくのは分かる気がします(笑)。
「シャーロック」は私は最後まで面白く見ましたが、「007 スペクター」は、え、そんな理由?スペクター案外可愛いなと、ちょっとズッコケました。
以降の作品がセンセーショナルな展開を求めすぎ、結果的に荒唐無稽になりすぎるのは「帝国の逆襲」から始まった悪習、という感じでしょうか。
ここまで言われると逆に「帝国の逆襲」を見返したくなってきました(笑)。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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