先日から「How John Lennon was made into a myth -「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」を読んでいます。

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・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(1)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(2)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(3)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(4)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(5)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(6)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(7)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(8)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(9)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(10)
・「ジョン・レノンは如何にして神話となったのか」(11)

Understandably, Lennon’s bandmates – and the wider pop community – paid their own musical tributes to him in the decades after his death,
当然のことながら、レノンのバンド仲間(そして広くポップ界でも)は、彼の死後何十年も彼に音楽的な賛辞を送っている、

largely with ruminations on the loss of a friend and great talent rather than any serious attempts to portray him as one thing or another.
それらの多くはどうにか彼を表現しようとする真剣な試みというよりも、一人の友人、そして素晴らしい才能を失った事を反芻するものだった。


rumination「反芻(はんすう)、沈思黙考、熟慮(の結果)」。

George Harrison did it with All Those Years Ago in 1981, McCartney with Here Today a year later;
ジョージ・ハリスンは1981年に All Those Years Ago でそれをしたし、マッカートニーはその1年後に Here Today でそれをした;

Bob Dylan sang about Lennon’s death on 2012′s Roll On John, while Elton John – a close friend of Lennon – recorded Empty Garden (Hey Hey Johnny) in 1982.
ボブ・ディランは2012年の「ロール・オン・ジョン」でレノンの死について歌い、エルトン・ジョン(レノンの親友)は1982年に「エンプティ・ガーデン(Hey Hey Johnny)」を録音した。

Whether as a saint, a god or a folksy old nobody, Lennon’s portrayal in popular culture has taken on a life of its own far removed from the reality of the man himself.
聖人か、神か、または気さくな老人か、いずれにせよ大衆文化で描かれるレノンは、本当の彼自身から遠く離れた独自の人生を歩んでいる。

But, says David Quantick, all that might pale against the biggest romanticiser of John Lennon – himself.
だがデビッド・クヴァンティックは、それらの人物像もレノンに最大限の理想を抱くある存在には負けるかもしれないと言う – それはレノン自身だ。


romanticizs(z)e「~を理想化して語る・考える・表現する、~を美化する、~を夢見る」。

pale against~「~に対して(と比べて)見劣りする」。

“Lennon was a self-mythologist,” he says.
「レノンは自らを神話化していました」と彼。

“I mean, look at [1969 Beatles song] The Ballad of John and Yoko.
「だって“ジョンとヨーコのバラード(1969年のビートルズの曲)”を見てください。

He’s basically writing his own legend there, the testament according to John.
彼はおおむねあの曲で彼自身の伝説を、ジョンによる証言を書いています。

He was self-obsessed to an extraordinary degree.
彼には並外れた自己執着心がありました。

He was massively into mythologising himself, so it’s hardly surprising if other people do that too.”
自身を神話化する事にとても熱心でしたから、他の人がそうしたとしても驚くには及びません。」


- 完 -


えーと、締めは皮肉ですか?(笑)

とにかく実物以上に美化されすぎ、でも本人自らもそういう面があったから、周りの人がそうするのも不思議ではないって感じですかね。

ただこの2人を見ていると非常に自分たちに自信を持ち、自分たちを愛しているのは伝わってきます。


でなきゃ裸でインタビューとか受けられません(汗)。

ジョンはヨーコと出会うずっと前から、東洋人の小柄な女性が自分の救世主になるというような夢を繰り返し見ていて、それできっとヨーコにピンと来たのだろうという話もどこかで読みました。

その話が本当かは分かりませんが、この二人には深い縁があるのだろうし、彼は伝説になるべくしてなった(自分でもなりたがっていた?)人という感じがします。


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