BBCを英語で読む「サステナブル・ファッションを愛する方法とその重要性」（12）

先日から「How to be a sustainable fashion lover ? and why it matters -「サステナブル・ファッションを愛する方法とその重要性」を読んでいます。

Making the decision to mend profoundly changes our relationship to a piece of clothing.
繕うという決断で、一着の洋服との関係も大きく変わる。

“When people choose to repair, they’re investing in that item,” says Solomons,
「修理するということは、その品物に投資するということです」とソロモンズ氏、

whose own embroidery filips now decorate the clothes of dozens of clients.
彼女の刺繍は、何十人もの顧客の服を飾っている。

fillip「～を急に改善させるもの」。

“People come to me with items that have been in their wardrobes or in their families for a long time, that have had a life.
「皆さんタンスや家族の中で長い間使われていた、着古した物を持ってこられます。

When I add to that, they love it even more.
そこに私が繕いを加えると、さらに気に入ってもらえます。

That’s everything to me.”
私はそのためにやってるんです。」

In a world of mass-produced goods, where thousands of items looking exactly the same pour out of factories, every minute of every day,
大量生産品の世界では、毎日毎分、工場から全く同じ形のものが何千個も出荷される、

promising ease and convenience, that’s special.
それらの気軽さや便利さは確かに特別なものだ。

“When you visibly repair something, it becomes individual,” says Solomon.
「目に見える修理をすると、それが個性になります」とソロモン氏。

“That changes our relationship to our clothing, and builds connection with it.
「それが服との関係を変え、服とのつながりを構築していくのです。

The people who come to me have realised that their clothes have a value rather than a cost.
私のところに来る人たちは、自分の服の価値に気づいています。

And that value is something that we cannot put a price on.”
そしてその価値は、値段に置き換えられないものなのです。」

大切に着続けるために手入れや修繕をして、その服の価値に気づき高めていくこと。

それによって環境に優しいファッションの楽しみ方を追求していく。

個人的にとても魅力的な提案だと思いますし、そういう姿勢が新しいお洒落として定着していくのかな？という気がします。

Check