先日から「Why cooking and baking fill a void -「料理とベイキングが心の空白を埋める」を読んでいます。
・「料理とベイキングが心の空白を埋める」(1)
・「料理とベイキングが心の空白を埋める」(2)
Satiating the creative craving
創造的な渇きを満たすsatiate「十分に満足させる、飽き飽きさせる」。
crave「しきりに欲しがる、必要とする、懇願・切望する」。
Anecdotally and instinctively, many of us know how a couple of hours in the kitchen gathering and chopping ingredients, getting creative with a challenging recipe or simply kneading dough can make us feel better.
個人的体験から、かつ本能的に多くの人が、キッチンで食材を切り刻んだり、挑戦的なレシピで創造力を発揮したり、生地をこねたりするだけで気分が良くなることを知っている。
anecdotal「逸話の、逸話に富んだ、裏付けに乏しい、聞き伝えの」。
anecdotally「ついでながら言うと、何人かに聞いた話をもとに、個人の体験に基づいた」。
And although researchers haven’t yet looked specifically at cooking as a psychological salve,
研究者たちは未だ料理を心理的な癒しとして明確に捉えてはいないが、
what we do understand about creative pursuits can help us understand why suddenly turning on our scarcely used stand mixer is so gratifying.
創造性の追求について私たちが理解することは、ほとんど使わなかったスタンドミキサーを突然使いだす事でなぜこんなに満たされるのかを理解するのに役立つ。
scarcely「ほとんど~ない、とても~ない、まさか~ない、辛うじて、やっと」。
gratify「喜ばせる、満足させる、満たす」。
Research has shown that accomplishing small, creative tasks can make us feel happier.
研究によると、私たちは小さくて創造的な仕事を成し遂げることで、幸せを感じるそうだ。
In one study, researchers found adults reported more positive emotions when they took on more creative pursuits, like creating art, making music or writing.
ある研究でアート作成や作曲、執筆など、より創造的な追求を行ったとき、大人たちの方がより気持ちが前向きになった事が分かった。
最後の文章は恐らく、同じ研究に参加した子供たちに比べて(adults reported more positive emotions)大人たちの方がより気持ちが前向きになった、という意味かなと思います。
手を動かして何かを作る事は、確かに心を落ち着かせる効果があるような気がします。
今日はたまたま使っている袋が破れてしまって、それを手縫いで繕ったんですが、猫を膝に乗せて(糸にちょっかい出すので本当は邪魔・笑)チクチクと針を動かすのに集中していると、頭が空っぽになって終わったみたら何だかスッキリ。
正に「小さくて創造的な仕事を成し遂げた(accomplishing small, creative tasks)」幸せを感じました。
家の中で毎日行う創造的な仕事の筆頭は料理ですから、そこにしばし魅了される人が増えるのも納得だなあと思います(メンドーな時も多いですが・・・)。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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