先日から「The best way to brush your teeth -「最適な歯磨きの仕方」を読んでいます。
・「最適な歯磨きの仕方」(1)
・「最適な歯磨きの仕方」(2)
・「最適な歯磨きの仕方」(3)
・「最適な歯磨きの仕方」(4)
・「最適な歯磨きの仕方」(5)
・「最適な歯磨きの仕方」(6)
・「最適な歯磨きの仕方」(7)
・「最適な歯磨きの仕方」(8)
・「最適な歯磨きの仕方」(9)
・「最適な歯磨きの仕方」(10)
・「最適な歯磨きの仕方」(11)
・「最適な歯磨きの仕方」(12)
・「最適な歯磨きの仕方」(13)
・「最適な歯磨きの仕方」(14)
This is despite one review of randomised controlled trials (RCTs) in 2011
2011年に行われた無作為化比較試験(RCT)の報告では
claiming there was only “weak, very unreliable evidence which suggests that flossing plus toothbrushing may be associated with a small reduction in plaque at one or three months”,
「フロスと歯ブラシの併用は、1~3ヶ月後の歯垢の減少をわずかに示唆する、非常に弱く信頼性の低い証拠」しかないとされた、
and most studies had methodological flaws.
ほとんどの研究には方法論的欠陥があるにもかかわらず、である。
However, that review was later withdrawn, after objections that the “absence of evidence is not the evidence of absence”.
しかしその報告は後に「証拠がないことは証拠にならない」という異論によって取り下げられた。
A later, updated version found that flossing was significantly better than brushing alone at reducing gingivitis (superficial gum disease, which can lead later to deep gum disease, or periodontitis),
その後、更新された見解では、フロスが歯肉炎(表面的な歯周病で、後に深い歯周病や歯周炎につながる)を減らすのにブラッシングだけよりも有意に優れていることがわかった、
though the evidence that it reduced plaque was still “weak” and “very unreliable”.
だが歯垢を減らすという証拠はまだ「弱く」「非常に信頼できない」とされている。
“It is really hard to conduct these types of studies,” says Hirschfeld.
「このような研究は本当に難しいのです」とハーシュフェルド氏。
It’s difficult to get a large enough cohort, reflective of the general population and not simply dental students who are easy to recruit to such studies,
研究に参加させやすい歯学部の学生だけでなく、一般の人々を反映するに十分な数の観察対象を得ることが難しく、
cohort「(古代ローマの)歩兵隊、軍隊、仲間、相棒、(分類上の)亜綱の下位階級、(同時出生集団などの)群、観察対象、コーホート」。
and to get around factors such as the unreliability of self-reporting.
自己申告の信頼性の低さなどの要素を回避することも困難なのだ。
Another major challenge is carrying out the studies long enough to see how the incidence of teeth and gum problems is altered, which can take decades.
もう一つの大きな課題は、歯や歯茎の問題の発生率の変化を確認するために十分な期間研究を行うことで、これには数十年かかることもある。
“That is hard, if not impossible, to do.
「それは不可能ではないにせよ、難しいことです。
That’s why the evidence is weak.”
ですから根拠が弱くなってしまうのです。」
なるほど、科学的にフロスが有効である根拠を示せ、と言われると、そのために必要な研究結果を正確に出すのはとても難しいと。
非常に高度な文明を誇り、外科手術も行っていたという古代ローマの人々も歯周病には苦しんだとも聞きます。
そのくらいこれを完璧に防ぐのは難しいし、どうしたら効果的な予防ができるのかも、はっきりとは解明されていないということなんでしょうね。
しかし何はともあれ、汚れをなるべく綺麗に落とす、それは悪いことではないはずだという気がします。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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