BBCを英語で読む「催眠術の医学的な力」（14）

先日から「The medical power of hypnosis -「催眠術の医学的な力」を読んでいます。

I am relaxed, but I’m still aware of what’s going on and my mind isn’t completely blank.
リラックスはしているものの、周りの様子は感じるし、頭が真っ白になっているわけでもない。

Occasional thoughts pop in and out of my head
頭の中に時折、考えが浮かんでくる、

(“So am I really hypnotised now?
（「で、自分は今、本当に催眠術にかかっているのか？

Could I snap out of it if I wanted to?”,
その気になれば、そこから抜け出せるのだろうか？」

“I can feel my heart thumping, am I too anxious for this to work?”,
「心臓がドキドキしている、こんなに不安がっていて催眠術にかかるのか？」

“How weird is this going to feel?
「どれくらい変な気分になるんだろう？

Will I be able to control it?”).
コントロールできるのか？」）。

I try not to chase the thoughts around in circles.
そうした思考をぐるぐる巡らせないよう努めた。

Terhune reminds me to focus only on his voice, and the mental interruptions lessen.
タヒューン氏は心の中断を減らすため、彼の声にだけ集中するようにと念を押していた。

“What I’d like you to do to start off is hold your arm out at the height of your shoulder,” says Terhune.
「まず最初に、腕を肩の高さまで上げて下さい」とタヒューン氏。

I wait for my arm to start moving all by itself, but it stays relaxed by my side.
私は腕が勝手に動き出すのを待ったが、脇でリラックスしたままだ。

I immediately feel a pinch of disappointment
すぐにガッカリした気持ちがこみ上げてくる。

(“Oh no, am I completely unhypnotisable?”).
（「もしや自分は全く催眠術にかからないんだろうか？」）

Terhune pauses, and then continues in a calm, patient voice:
タヒューン氏は一呼吸置き、穏やかな声で続ける、

“This is not yet a suggestion, don’t worry, you can just hold your arm straight out in front of you, just like you normally would.”
「これはまだ暗示ではないのでご安心を、いつもと同じように腕をまっすぐ前に出してください。」

(“Oh ok, so I’m allowed to do that on purpose.”)
（「そうか、意識的にやってもいいのか。」）

I voluntarily hold out my arm.
私は自ら進んで腕を差し出した。

“There you go,” he says.
「そうです」と彼。

ちょっと笑ってしまいました（笑）。

でもいつから催眠状態になるのか？？

受けてる方は分かりませんので、こういう場面はありえますよね。

いや～でも面白そうで、受けてみたいなあと思います。

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