先日から「The medical power of hypnosis -「催眠術の医学的な力」を読んでいます。

催眠術の医学的な力


・「催眠術の医学的な力」(1)
・「催眠術の医学的な力」(2)
・「催眠術の医学的な力」(3)
・「催眠術の医学的な力」(4)
・「催眠術の医学的な力」(5)
・「催眠術の医学的な力」(6)
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・「催眠術の医学的な力」(18)

If you have never been hypnotised before, statistically your experience is likely to be reasonably similar to mine.
もし催眠術を受けたことがなければ、統計的にあなたも私と同じような体験をする可能性が高い。

On the train home after my hypnosis, still with a residual feeling of calm, I mull over what just happened.
催眠術を受けた後の帰りの電車では、まだ穏やかな気分が残っていて、さっきのことをじっくり考えてみた。


mull over「思案・思索する、考え抜く、按ずる、熟考する」。

As real as it felt to me, there is some healthy scepticism about the credibility of subjective reports as scientific evidence.
私にとってはリアルな体験だったが、主観に基づくレポートの科学的根拠としての信頼性には健全な懐疑論がある。

My hypnosis was so unlike anything else I’ve experienced that I too am left hungry for a more objective account of what I experienced.
催眠術は私にとって未知の体験で、それについてのもっと客観的な説明を欲していた。


The hypnotised brain

催眠にかかった脳

The famous Stroop test offers some helpful evidence.
有名なストループ・テストにその一助となる結果がある。

This test measures how difficult people find it to identify the colour a word is written in when that word is the name of another colour.
このテストでは、ある単語が他の色の名前で書かれているとき、その色を識別するのがどれくらい難しいかを測定する。

For instance, picture the word “red” written in blue ink.
例えば、青いインクで書かれた「赤」という文字を思い浮かべてほしい。

It takes people longer to say that the ink is blue than when the ink is the corresponding red colour
その時人はインクの色が青だと答えるのは、インクの色が赤い場合より時間がかかる。

When hypnotised participants were told they were no longer able to read, the letters became meaningless shapes
催眠術をかけられた被験者に、もう字は読めないし、文字は意味のない図形だと暗示をかける、

- and so they got quicker at identifying the colour of the mismatched words, because they were no longer distracted by the words on the page.
するとページ上の文字に気を取られなくなるため、不一致の単語の色の識別が早くなるのだ。



青い色で「赤」と書かれるだけで、文字と意味がごっちゃになり、反応が遅れてしまう。

それがスッと催眠術で早くなる。

そうであれば意外と人間の知覚・感覚って、不安定な要素で繋げられているのかもしれませんね。

色ひとつにしても、私の「赤」とあなたの「赤」は同じでない、共通の認識があると言っても、それは割とあやふやで、あやふやなりに世の中も動いているのか・・・なんて思いました。


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