先日から「Why cinemas will bounce back from the coronavirus-crisis – 映画はコロナ禍からまた立ち直る」を読んでいます。
映画館は生き永らえるために今闘っている。
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(1)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(2)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(3)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(4)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(5)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(6)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(7)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(8)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(9)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(10)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(11)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(12)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(13)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(14)
・「映画はコロナ禍からまた立ち直る」(15)
“There’s no doubt [the virus] is a huge challenge that affects all elements of the industry from development and production through to distribution and exhibition,” says Curzon CEO Philip Knatchbull, who runs a chain of cinemas in the UK as well as overseeing the Artificial Eye distribution label.
「間違いなくウイルスは、作品製作から配給、展示に至るまで、この業界全ての要素に影響を与える大きな課題です」とは英国で映画館チェーンを運営し、映画配給レーベル Artificial Eye を監督するカーゾンCEOのフィリップ・ナッチブル氏。
“The immediate problem of course is weathering the financial impact of the loss of box office.
当面の問題は、もちろん興行収入の損失による経済的影響を乗り切ることです。
weather「天気、荒れ模様、荒天、(人生の)移り変わり、栄枯盛衰、(嵐、困難等を)切り抜ける、しのぐ」。
When cinemas reopen there will be all sorts of challenges right along the supply chain, some of which won’t be immediately obvious right now.”
映画がまた動き出せば、一連の流れの中であらゆる課題が出てくるでしょうが、現時点ではまだ見えて来ない事もあります。」
supply chain「製品の材料調達から、製造、管理、配送、販売までの全体の一連の流れ、供給連鎖」。
Why we shouldn’t despair
絶望すべきではない理由Cinemas are in a fight for their lives.
映画館は生き永らえるために今闘っている。
The consequences of the current situation could be a wholesale shift in attitudes to streaming platforms and theatrical windows.
現状の結果として、動画配信サービスと「劇場の窓」に対する態度に大きな変化を引き起こす可能性がある。
Curzon had already moved to a day-and-date, simultaneous cinema and on-demand release model before the outbreak.
カーゾンではウィルスの流行以前から、すでに映画の一般公開と同時にオンデマンドで配信するモデルに移行していた。
day-and-date「(映画などで)一般公開と同時に」。
simultaneous「同時に」。
“The theatrical v streaming debate has been very heated in recent years,” says Knatchbull.
「劇場対ストリーミングの議論は近年非常に熱くなっています」とナッチブル氏。
“There has been lots of speculation recently about how lockdown will impact on viewing habits.
「近頃はロックダウンが人々の視聴習慣にどう影響するかついて、憶測が飛び交っています。
speculation「(確実な根拠のない)思索、沈思、推測、憶測、投機、思惑買い」。
I don’t think that’s especially useful;
そこに特段有用な話はないでしょう、
this is a completely unprecedented and, hopefully, unique situation.
これは完全に前例のない、もしかしたら同じ事は二度と無い状況です。
unprecedented「先例のない、空前の、前代未聞の、新しい、新奇な」。
That said, now is probably not the time for this discussion.
今はおそらく議論をすべき時ではありません。
Exhibitors and distributors need to work together creatively to see us through this period.”
見せる側も配給する側も、この期間を乗り切るために創造的に協力し合う必要があります。」
see through「~を見通す・看破する、(人を助けて)~を切り抜けさせる」。
see something through「(難しい事を)やり遂げる」。
「劇場の窓」という優遇策(独占的な先行劇場公開の権利)が無いと、映画館の生き残りは厳しそうですが、この先は劇場とオンラインの同時公開という流れが来そうな感じですよね。
映画館としては音響や設備をもっと良くして、家で見るより素晴らしい体験を提供するのかなと思いますが、ウィルスの脅威が去らないと、どうにもこうにも。
人をたくさん集めて何かを見せる業態は、本当に頭を抱える時代になってしまいましたよね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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