先日から「The medical power of hypnosis -「催眠術の医学的な力」を読んでいます。
・「催眠術の医学的な力」(1)
・「催眠術の医学的な力」(2)
・「催眠術の医学的な力」(3)
・「催眠術の医学的な力」(4)
・「催眠術の医学的な力」(5)
・「催眠術の医学的な力」(6)
・「催眠術の医学的な力」(7)
・「催眠術の医学的な力」(8)
・「催眠術の医学的な力」(9)
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・「催眠術の医学的な力」(11)
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・「催眠術の医学的な力」(14)
・「催眠術の医学的な力」(15)
・「催眠術の医学的な力」(16)
・「催眠術の医学的な力」(17)
Terhune tells me that from these tests, he estimates I fall pretty much bang in the middle of the normal distribution of hypnotisability.
彼によればこのテストによって、私の催眠術のかかりやすさは正規分布の真ん中あたりだと推測されるそうだ。
The tests I responded to strongly (the heavy weight in my outstretched hand and the force pushing my hands apart) are the ones that will work for most people.
私が強く反応したテスト(手に重しを乗せたのと、両手を押し広げるテスト)は、ほとんどの人に有効だとか。
In the heavy weight test, around 90% of the population will feel something, says Terhune – even he does, and he’s a “low”.
重さを感じるテストでは約90%の人が何かを感じるそうだ、「ロウ」に分類されるタヒューン氏自身でさえも。
It’s a little rarer to respond to the tests that I struggled with (the stiff arm and the heavy arm).
私が頑張った(腕が固くなるのと重さを感じる)テストに反応する人は、若干珍しい。
The other two tests are very difficult
他の2つのテストは非常に難しく
- few people will respond to a suggestion to have a vivid dream on command, and even fewer will hear Jingle Bells playing in a silent room.
鮮明な夢を見るように言われても反応する人は少ないし、静かな部屋でジングルベルの演奏が聞こえる人はもっと少ない。
Terhune threw in those tests on the off-chance that I might be a “high”.
彼は私が「ハイ」である可能性を考えて、このテストを行ったのだ。
There were a couple of other tests he didn’t attempt.
その他にも、彼がしなかったテストがいくつかある。
One of them is agnosia, where the suggestion is to forget the name of a simple object, like a pair of scissors, and what it is for.
そのひとつがアグノジア(失認)で、ハサミのような単純な物の名前と、それが何のためにあるのかを忘れてしまうという暗示である。
agnosia「失認、認知障害、失認症、認知不能症」。
Here, Terhune shows me what he would have done for that test
彼はそのテストで何をするのかを見せてくれた、
- laying out a pair of scissors, along with some tape, a pen and a ruler on the black box I’d noticed earlier.
先ほど目についた黒い箱の上に、ハサミとテープ、ペン、定規を並べる。
He would have asked me to point to the scissors, which a very highly hypnotisable person wouldn’t be able to do.
ハサミを指差すように言われても、強い催眠状態の人にはそれが出来ないのだという。
If you then handed them a piece of paper and asked them to use the scissors, they would be perplexed.
そこでもし紙を渡してハサミを使えと言われても、彼らは混乱してしまう。
perplex「困らせる、当惑させる、複雑にする、混乱させる」。
Another test is hypnotic amnesia, when someone is told to forget everything that happened during the hypnosis.
また催眠中に起こったことをすべて忘れるように言われる「催眠健忘」というテストもある。
But such tests are rare to respond to – typically around 12% of people will do, Terhune has found.
だがこうしたテストに反応する人は稀で、彼の研究では通常12%程度だと分かっている。
ちゃんと解いてくれないと普段の暮らしに困るレベルの暗示で、そこまでだと、ちょっと怖いですね。
雑誌の裏表紙に「催眠術でモテる方法」みたいな商品の通販とかよくありましたけど、ひょっとしたら、本当に効く場合もあるのかも・・・(笑)。
かける人とかけられる人の相性次第??
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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