先日から「The medical power of hypnosis -「催眠術の医学的な力」を読んでいます。
・「催眠術の医学的な力」(1)
・「催眠術の医学的な力」(2)
・「催眠術の医学的な力」(3)
・「催眠術の医学的な力」(4)
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・「催眠術の医学的な力」(6)
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・「催眠術の医学的な力」(18)
・「催眠術の医学的な力」(19)
・「催眠術の医学的な力」(20)
So, are there any hallmarks of the hypnotised brain that can explain the peculiar sensation and experiences of a hypnotic response?
では、催眠反応による独特の感覚や体験を説明できるような、催眠状態の脳の特徴はあるのだろうか?
It’s an emerging area of research, but there are a couple of candidates.
それはまだ新しい研究分野だが、いくつか候補がある。
Part of the story can be found in the brain’s salience network, says Spiegel.
その一端は、脳の顕著性ネットワークにあるとスピーゲル氏。
salience「突起・突出、突起物、顕著な特徴、(話・議論などの)要点」。
This network helps us identify which aspects of our environment are worth paying attention to
このネットワークは、私たちの環境のどの側面に注意を払うべきかの特定に役立ち、
- sifting out relevant information from the swathes of sensory data that our brains are inundated with every second of the day.
脳は、毎秒膨大な量の感覚データから適切な情報を選別している。
swath「ひと刈り分の草、ひと刈りの幅、帯状を成すもの、特定の地域」。
In one experiment, he and his colleagues hypnotised both “highs” and “lows” while scanning their brains.
ある実験で同氏らは「ハイ」と「ロウ」両者に催眠術をかけ、脳をスキャンした。
The highs had lowered activity in the salience network during hypnosis.
ハイの人は、催眠中に顕著性ネットワークの活動が低下していた。
“When that happens, you’re less worried about what else might be going on,” says Spiegel.
「そうなると、他のことが気にならなくなるんです」とスピーゲル氏。
“It allows you to disconnect from the rest of the world.”
「それによって外界とのつながりを断ち切れます。」
That might go some way to explaining the feeling of intense focus during hypnosis,
催眠中の集中力についてはそれで説明出来るかもしれないが、
but what about the strange sensation that your body is doing things of its own accord?
体が勝手に動いているような、あの不思議な感覚についてはどうだろう?
ハイ、つまり催眠術にかかりやすい人は、脳の特定分野の働きによって、外界のことが気にならない率が高いと。
その分素直に暗示にかかるという感じなんですかね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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