先日から「The medical power of hypnosis -「催眠術の医学的な力」を読んでいます。

催眠術の医学的な力


・「催眠術の医学的な力」(1)
・「催眠術の医学的な力」(2)
・「催眠術の医学的な力」(3)
・「催眠術の医学的な力」(4)
・「催眠術の医学的な力」(5)
・「催眠術の医学的な力」(6)
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・「催眠術の医学的な力」(33)
・「催眠術の医学的な力」(34)
・「催眠術の医学的な力」(35)

For many people, it’s a regular occurrence to get lost in a good book, or become so absorbed in a film (perhaps even a Harry Potter film) it can become overwhelming.
多くの人にとって、良い本に夢中になったり、映画(ハリー・ポッターの映画もそうかもしれない)に没入したりするのは日常茶飯事だろう。

Or perhaps you find yourself oblivious to landmarks by the road as you drive along the motorway.
あるいは、高速道路を走っている時、道路脇の目印に気づかないこともあるのでは。


oblivious「~を忘れて、(何かに没頭して)~に気づかないで」。

If that’s happened to you, then you’ve experienced something not so different from hypnosis, says Barnier.
もしそんなことがあったなら、あなたは催眠術とそう変わらないものを体験したことになる、とバーニエ。

There are even parallels between becoming absorbed in your smartphone and hypnosis
スマートフォンに夢中になることと、催眠術にかかることは似ている

- both distort time perception, reduce awareness of your external environment, and bring a reduced sense of agency
それはどちらも時間の認識を歪め、外部環境に対する意識を低下させ、主体性の喪失をもたらす。


agency「代理社、取次店、特約店、仲介、斡旋、媒介、世話、(ある結果をもたらす)力、作用、働き」。

sense of agency「行為主体性の感覚・自己主体感」。

(that feeling you just can’t stop scrolling).
(あなたが正に今スクロールが止められないような感覚だ)。

But if you don’t often experience these kinds of deep absorption, that’s normal too.
だがこのような深い没頭をあまり経験しないのであれば、それもまた普通だ。


absorption「吸収、吸収作用、併合、編入、夢中、没頭、専心」。

“It’s just like the difference between extraversion and introversion,” says Barnier.
「ちょうど外向性と内向性の違いのようなものです」とバーニエ。

“Some people are just living in their skins in different ways in the world.”
「世の中には、様々な形で自分なりに生きている人がいます。」


live in one’s skin「あるがままに生きる」。

In the same way hypnosis is not so different from the everyday world, as a medical intervention it has a lot in common with other tools.
それは催眠術が日常の諸々とそれほど変わらないように、医術として他の道具と共通するところが多い。

Take a needle and syringe, or a scalpel – in the wrong hands, each has the potential to do great harm.
針と注射器、メス、どれも使い方を間違えれば、大きなダメージを与えるかもしれない。

But in skilled hands they can be powerful tools for good.
だが熟練した人の手にかかれば、それらは強力な道具となり得るのだ。


- 完 -


まあはっきりと結論は出せていないけれど、催眠術は使い方次第で人を強力に癒しもするし、傷つけもする。

なのでそれを使って自分の身体に施術をする人をこちらもよく見極めて、優れた人にお願いするのが肝心、ということなんですね。

非常に興味はあるので、将来的に何か認定試験とか、医師免許的なものが出来ると安心出来る気がします。


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